といった疑問を抱く方も多いでしょう。
株式の中にも、様々なものがありますが、その中でも「米国株」というものがあります。
初心者の方はとくに、難しいことばかりではないでしょうか。
何を選べば良いかわからない方など、この記事では米国株について紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
- 米国株とは、アメリカで取引されている株式
- 米国株は長期投資に向いている
- 日本株に比べて配当金が高い
- 為替変動のリスクがある
- おすすめの米国株は10つ
- おすすめのネット証券は7つ
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米国株とは?
米国株とは、世界最大の経済大国であるアメリカ合衆国で取引されている株式のことを言います。
日本では、東京証券取引所で取引が行われていますが、アメリカではニューヨーク証券取引所やナスダックで行われているものです。
そのため、米国株とは、アメリカ株式市場に上場している株式のことをいいます。
米国株をおすすめする理由(メリット)
米国株に投資をするメリットを把握することで、後押しになるのではないでしょうか。
ここでは、米国株をおすすめするメリットを3つ紹介していきます。
1株単位で投資することができる
米国株のメリット1つめは、1株単位で投資することができる点です。
日本株では、購入時の最低単位として「100株」と決められています。
しかし、日本株でも証券会社が「1株から可能」と、宣伝をしているのを見かけた方も多いのではないでしょうか。
日本株の1株は、証券会社に対して行う「相対取引」のことを言います。
そのため、スプレッドと言われる取引コストが発生するため注意が必要です。
長期投資に適している
株式の投資は、長期的な富を成長させるために最適な方法だと言われています。
長年にわたって、平均株式の市場リターンは約10%です。
しかし、あくまで平均値なので、それぞれの株のリターンは異なります。
とくに米国株は、マイクロソフトやアップルなど高成長を遂げた銘柄が多数あるものです。
もちろん、日本株も成長している銘柄は多数ありますが、規模を見ると米国株に劣っているでしょう。
日本株に比べて配当金が高い
3つめのメリットは、日本株に比べて株主への利益還元が積極的な点にあります。
日本株も高配当株はありますが、基本的には5〜6%ほどです。
米国企業は、株主還元を重視しているため、配当金が高いだけではなく、頻度も多い傾向にあります。
日本株であると、配当金の頻度は1年に1〜2回程度ですが、米国株は1年に4回ほど受け取ることができるようです。
米国株をおすすめしない理由(デメリット)
多くのメリットがある米国株ですが、デメリットもあります。
デメリットがメリットに勝るのか考えると良いでしょう。
為替変動のリスクがある
米国株では、同じ買値で売却をしても為替変動によって損してしまうことも少なくありません。
米ドルが上昇することで、ポートフォリオの価値は高まり、その逆もあるでしょう。
手数料を入れずに、株価100ドルの銘柄を1ドル110円のときに買い付けたとします。
時価は11,000円、株価100ドルは変わらずに1ドル100円になってしまうと、結果的に損することになりますね。
米国への投資を目的として送金する場合、インディアン銀行が手数料やスプレッドを請求することもあります。
送金金額の0.5〜2%の範囲で、銀行によって異なるものです。
取引コストが高い
米国株へのデメリットとして、取引コストが高い点にあります。
多くのプラットフォームでは、取引ごとに料金がかかり、参加費や年間保守料金がかかるため、パフォーマンスが低下することも少なくありません。
そのため、実際に米国株への投資をする前に取引手数料を把握しておく必要があります。
取引手数料だけではなく、外部サービスを利用する場合は、「送金手数料」「振込手数料」「FX換算手数料」も考慮しなければなりません。
そのため、日本株に比べると米国株は取引に伴うコストが高くなってしまうこともあります。
二重課税が発生することもある
米国株に投資をするデメリットとして、二重課税が発生する可能性がある点にあります。
米国株の取引で利益がでると、国内株と同じように課税対象です。
株式を売却して得た利益と、配当金の税金はそれぞれ異なります。
配当金に関しては、米国と日本での二重で課税してしてしまう仕組みです。
しかし、確定申告をすることで、二重に課税された税金が還付されます。
おすすめの米国株10選
ここでは、おすすめの米国株を10個紹介していきます。
米国株への投資にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
アップル
アップルは、アイフォンをはじめとして、さまざまなデジタル製品とそのソフトウェアのサブスクリプション販売を行っています。
1兆ドルの価値をもつ、最初の上場企業で、日本人でも1つは持っている方は多いでしょう。
スティーブ・ジョブズで話題を集めていましたが、CEOがティム・クックになってからも株価は上昇しています。
アップルの株価は倍になりつつあるため、今後の成長性に期待できるのではないでしょうか。
テスラ
電気自動車メーカーのテスラは、今後、自動運転機能とロボタクシー事業に期待が持てます。
市場価値で世界最大の自動車メーカーで、株価も急速に拡大しているのがテスラです。
ツイッター社との関係も報じられており、イーロン・マスク氏を取締役に指名するなどとも発表されています。
有名な電気自動車メーカーで、今後の事業に関しても成長性はありますね。
Amazon
世界最大のクラウドサービスを展開をしているAmazonは、今後は無人店舗も拡大予定です。
ネットショッピング・クラウドサービス・動画配信サービスの、大きな事業を3つしているAmazonは、利益を伸ばし続けています。
2001年〜2021年の間で、670倍の成長もしているのがAmazonです。
しかし、Amazonは無配銘柄なため、配当金の分配はありません。
トレードによる差益によって、利益を出す必要があります。
バージン・ギャラクティック・ホールディングス
「バージン・ギャラクティック・ホールディングス」は、15万ドルで90分の宇宙旅行の企画や実施を行っています。
今後は、超高速旅客機の計画をしているので、成長性にも期待が持てるでしょう。
近年では、宇宙関連株への注目も集まっているので、おすすめの米国株でもあります。
今後の売上への予想はつきにくいですが、展開する宇宙旅行への関心も高まっていますね。
マイクロソフト
マイクロソフトは、Windows、Excel、PowerPoint、Azureなどのプロダクトを展開するIT企業です。
1981年に、ビル・ゲイツ氏とポール・アレン氏が設立した、世界的に有名な会社ではないでしょうか。
高配当まではいきませんが、配当金が16期連続増配と意外とだしている銘柄でもあります。
配当利回りは低くなって見えていますが、配当金は着実に伸びているようです。
メタ・プラットフォームズ
「メタ・プラットフォームズ」とは、2021年10月にフェイスブック社が社名を変えた後の名前です。
社名を変更したことにより、日本国内でも大きな話題となりましたが、これからの時代を先取りするDX戦略があるとも言われています。
「メタ」の由来は、メタバースであり、今後はメタバース関連の事業に期待がもてるのではないでしょうか。
スクエア(ブロック)
ブロックは、カードリーダー端末と決済技術をもつ会社です。
フィンテックの代表的な企業の一つで、市場をアウトパフォームしてきましたが、パフォーマンスは急激な上昇と下降が印象的ではないでしょうか。
2009年に創業したばかりなため、配当金はだしていません。
2022年以降に急落はしていますが、今後のキャッシュレス化の加速によって長期的に成長に期待がもてるのではないでしょうか。
ビザ
ビザは、世界中で電子決済ネットワークを提供している企業です。
クレジットカードの国際ブランドとして知られています。
クレジットカードのブランドとしては、マスターカードやJCBが知られていますが、ビザは圧倒的にシェア率が高いです。
コカ・コーラ
日本国内でも人気のある「コカ・コーラ」は、約59年間増配し続けたことで有名な企業です。
コロナ禍によって、2020年に大暴落しましたが、2021年にはV字回復をしています。
長期的には年に7%の増益を目指しており、配当成長率も3%なので、今後もまだまだ成長が見込めるのではないでしょうか。
高配当株としても人気があるので、初心者にもおすすめの米国株ではないでしょうか。
ネットフリックス
動画配信サービスを主力にしている「ネットフリックス」は、業績は着実に拡大しています。
2021年には、高い成長率を魅せているので、長期的に見ても期待のもてる米国株です。
幅広い年代に人気のあるネットフリックスですが、今後の業績にも注目ですね。
おすすめの証券会社
ここでは、おすすめの証券会社を7つ紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
マネックス証券
出典:マネックス証券
- 米国株の取扱銘柄数が豊富
- 新規上場の銘柄もいち早く追加
- 保有するだけでポイントが貰える
米国株をはじめるなら、マネックス証券がおすすめです。
2022年1月には、取扱銘柄数が5,000銘柄を突破しています。
出典:マネックス証券
2019年〜2022年の中でみても、毎年着実に銘柄数を増やしているのがわかりますね。
さらに、米国株デビュー応援プログラムとして、最大3万円のキャッシュバックキャンペーンも実施しています。
米国ETF13銘柄の買付手数料(税抜)、NISA買付時国内取引手数料(税込)、米国株為替手数料(買付時)が実質無料です。
時間外取引にも対応しているので、米国株を始める方にはおすすめの証券ではないでしょうか。
実際にマネックス証券を利用したことがある方のリアルな口コミを見ていきましょう。
実際にマネックス証券を使用している方は多い印象です。
SBI証券
出典:SBI証券
- 米国株式約6,000銘柄
- 選んだポイントが貯まる&使える
- ネット証券最多のIPO実績
SBI証券では、アップルやビザなど世界各国の外国株式の取扱があり、取扱国数は主要ネット証券no.1です。
また、様々な取引によって「Tポイント」「ポンタポイント」を使って貯めることができます。
SBI証券は、取引手数料が0円〜なので、どこよりもお得に取引することが可能です。
米国株に限らず、日本国内の株式をしている方にもおすすめの証券ではないでしょうか。
また、高機能トレーディングツールによってスピーディーに注文することができます。
情報収集から注文発注までサポートしてくれるので、初心者でも安心して利用することができるのも、SBI証券の魅力です。
実際にSBI証券を利用したことがある方のリアルな口コミを見ていきましょう。
SBI証券を利用して満足している方も多いですが、アプリが使いにくいと感じる方もいるようですね。
LINE証券
出典:LINE証券
- 有名企業の銘柄が豊富
- LINEのアプリから申し込みが可能
- LINE PayやLINEポイントが使える
スマホで簡単に取引をしたい方には、LINE証券がおすすめです。
しかし、米国株をはじめとする外国株はLINE CFDサービスを利用しなければなりません。
そのため、日本株を中心に米国株にも少し興味がある方におすすめの証券です。
いつものLINEからアクセスすることができるので、新たなアプリをインストールする必要はありません。
カテゴリーによって簡単に検索することができるので、投資したい株をすぐに見つけることができます。
欲しい情報もLINEで届くので、投資情報を見落とすこともありません。
勿論、豊富な商品ラインナップで初心者の方から投資経験のある方まで利用しやすいのも魅力です。
普段パソコンに向かう時間もなくスマホで簡単に取引をしたい方には、LINE証券がおすすめではないでしょうか。
実際にライン証券を利用したことがある方の、リアルな口コミを紹介します。
スキマ時間にLINEで簡単にチェックできるのが魅力ですが、中には使いにくいと感じる方もいるようですね。
松井証券
出典:松井証券
- 貯まったポイントは投資信託以外にも、商品やAmazonギフト券に交換できる
- 新規口座開設で200ポイントとプレゼント
- さまざまな疑問に対応するサポート体制が充実
松井証券は、顧客サポートで12年連続最高評価の3つ星を獲得しています。
サポート体制が万全なので、初心者でも安心して始めることができますね。
出典:松井証券
松井証券では、1株単位から購入することができるため、少額投資から始めることができます。
また、日本円で取引することができるので、自分でドルを用意する必要はありません。
米国株アプリでは、ブランド名や商品名での検索が可能で身近な企業を簡単に見つけることができます。
松井証券独自の投資情報メディアは、無料で提供しているので、値動きを見逃すこともなく注文発注が可能です。
実際に松井証券を利用したことがある方の、リアルな口コミを紹介していきます。
米国株数は少ないですが、使いやすさで満足している方が多い印象です。
楽天証券
出典:楽天証券
- 米株積立デビューでもれなく200ポイント
- 貯まった楽天ポイントも使える
- 1株から買うことができる
楽天証券は、楽天ポイントを使うことができる点が大きな魅力です。
普段から楽天ユーザーの方には、とくにおすすめの証券ではないでしょうか。
また、楽天証券では米国株の人気を年代別でランキング形式で公表しています。
出典:楽天証券
そのため、何を選べば良いか分からない初心者の方でも参考にすることができるのではないでしょうか。
米国株積立は、1度設定すれば自動で購入されるので手間もかかりません。
買付に関しては、円貨と外貨を選ぶことができるので、円で取引をしたい方にもおすすめです。
実際にLINE証券を利用したことがある方のリアルな口コミを見ていきましょう。
楽天証券では、ポイントを投資に充てられるのが一番の魅力のようです。
しかし、デザインが変わってから慣れるまでに戸惑っている方もいます。
DMM株
出典:DMM株
- 日本株と米国株の取引が一つのアプリで可能
- 米国株式は取引手数料が0円
- 平日24時間サポート
DMM株では、米国株式の取引手数料が0円なのが一番の魅力です。
出典:DMM株
主要ネット証券の中では、DMM株だけなので、よりお得に米国株を始めることができます。
また、1つのアプリで米国株も国内株も利用できるので、資金振替も不要です。
ネット証券のなかでDMM株が初めて、米国株を信用取引の担保にすることができるようになりました。
米国株式を担保として利用することで、米国株式に投資した資金も保証金に算入されます。
DMM株は、人気の注目テーマが日々更新されるので、初心者の方でも始めやすいです。
注目銘柄も簡単に検索することができて、目標株価もチェックすることができます。
また、米国株式市場や世界経済の動向が分かる投資レポートが無料で提供されているのも魅力です。
実際にDMM株を利用したことがある方のリアルな口コミを紹介していきます。
手数料が無料な点に魅力を感じている方が大半ですが、スマホアプリの使いにくさに不便を感じている方もいるようですね。
サクソバンク証券
出典:サクソバンク証券
- 米国株式6,000銘柄超
- 7種類の注文タイプが深夜帯の取引をサポート
- ヨーロッパ基準の先進サービスをご体験
サクソバンク証券は、デンマークのコペンハーゲンに本社を構えるオンライン銀行サクソバンクA/Sの子会社です。
2008年に日本進出をして、2009年から本格的に日本市場に参加しています。
海外取引を幅広く行いたい方や、FXやCFD取引をしたい人におすすめです。
米国株の手数料は、約定代金の0.2%、最低取引手数料5.0米ドルとなっています。
米国株だけではなく、中国や欧州株を取り扱っているので、海外株を本格的に始めたい方にはおすすめですね。
深夜帯の米国株式の取引では、多彩な注文タイプがサポートしています。
出典:サクソバンク証券
注文期限は無期限で、24時間受付しているので安心して取引することができます。
米国株式市場がオープンするのは、日本の時間では夜間になるため、7種類の注文タイプがあると安心できるのではないでしょうか。
実際にサクソバンク証券を使用したことがある方のリアルな口コミを見ていきましょう。
日本では馴染みのない証券会社ではありますが、初心者でも使いやすい証券会社なようですね。
米国株おすすめのQ&A
最後に、米国株に関する質問についてまとめてみました。
Q:米国株と日本株の大きな違いは?
日本株の取引時間は、9時〜11時半、12時半〜15時ですが、米国株であると、23時〜6時なので、深夜時間に取引されます。
また、米国株の特徴として「1株単位で取引できる」「配当回数が多い」などにありますが、一方で「為替変動のリスク」や「手数料が高い」などもあるものです。
また、税金に関しても二重に取られる可能性もあるため十分な注意が必要です。
Q:米国株は初心者でもできる?
「米国株」と聞くと難しく聞こえるかもしれません。
しかし、1株から投資可能な点や連続増配銘柄も多い点から、初心者にもおすすめできます。
また、初心者向けのツールも多いことから安心して利用することができますね。
Q:米国株は少額からでも投資することができる?
しかし、少額の投資には、ポートフォリオを多様化にするなど課題が伴います。
株式インデックスファンドとETFに投資することで、課題をクリアする一つの策になるでしょう。
米国株おすすめのまとめ
今回は、米国株のおすすめについて紹介していきました。
投資自体の経験はあっても、米国株にはじめて投資する方も少なくありません。
米国株は、為替変動のリスクは伴いますが、1株から取引できるので、初心者にもおすすめできます。
しかし、ただ人気のある株に投資をしても損失に繋がってしまうこともあるので注意が必要です。
投資を考えている企業の情報収集は欠かせません。
また、生活資金からの投資は避けて無理のない程度で始めることが大切です。
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